先生といわれるほどの者じゃなし
6月24日、市の生涯学習事業「ひ○ち市民カレッジ」の講師をやってきました。
頼まれて2時間講義をしてきました。
この市民カレッジは、約半年間、毎週1回行われています。1日、午前午後それぞれ2時間で、受講生は、40人。
教室は、茨城○○スト教大学。講師は、2時間につき1人配置され、30人選任されるのです。
講師の約7割は、この大学の教師。その他は市内各界から適当な人材が頼まれているのです。
行政関係からも、毎年2人ほど依頼され、その中の1人が私なのです。
私の講義のテーマは、「姉妹都市バーミングハムに学ぶ」。
こ の市民カレッジの最終目標は「まちづくりを担う人材育成」。私のミッションは、○○市の姉妹都市アメリカアラバマ州バーミングハム市の「まちづくり」を紹介することなのです。
バーミングハム市の「まちづくり」は拙ブログ「バーミングハム訪問記」http://tosiseibi.blogspot.com/search?q=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%83%A0に掲載(中)ですが、このときの調査報告に、わが○○市のまちづくりや日本の地方行政の話題を加えた内容の講義にしました。
狙いは、「共助(相互扶助)」の重要性を伝えること。
米国の文化、国民性は、「自助」と「共助」。
頼まれて2時間講義をしてきました。
この市民カレッジは、約半年間、毎週1回行われています。1日、午前午後それぞれ2時間で、受講生は、40人。
教室は、茨城○○スト教大学。講師は、2時間につき1人配置され、30人選任されるのです。
講師の約7割は、この大学の教師。その他は市内各界から適当な人材が頼まれているのです。
行政関係からも、毎年2人ほど依頼され、その中の1人が私なのです。
私の講義のテーマは、「姉妹都市バーミングハムに学ぶ」。
こ の市民カレッジの最終目標は「まちづくりを担う人材育成」。私のミッションは、○○市の姉妹都市アメリカアラバマ州バーミングハム市の「まちづくり」を紹介することなのです。
バーミングハム市の「まちづくり」は拙ブログ「バーミングハム訪問記」http://tosiseibi.blogspot.com/search?q=%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%8F%E3%83%A0に掲載(中)ですが、このときの調査報告に、わが○○市のまちづくりや日本の地方行政の話題を加えた内容の講義にしました。
狙いは、「共助(相互扶助)」の重要性を伝えること。
米国の文化、国民性は、「自助」と「共助」。
「自助」(あるいは「自己責任」)は、合衆国建国の理念のひとつだからいうまでもないでしょう。
「共助」は、(キリスト教文化が背景にあり)ボランティアやNPO、NGO活動の活発さに見られます。
バーミングハム市の活動の事例を紹介し、○○市や日本の他の都市との比較から、これからのまちづくりの方向を考え、議論してもらいました。
2 年目の講座でしたが、(残念なことに)今年は昨年より反応が悪いのです。
具体的な事例(たとえば、側溝に泥がたまって、雨水の流れが悪くなった場合)を示し、受講生にどうするか聞いてみると・・・殆どが、市役所に電話するとのこと。
身の回りで困ったことがあったら、役所に頼む。やってもらえなければ「議員」を使って圧力をかける。
日ごろ感じていることなのですが、自分たちで(地域で)協力すれば解決できることまで、役所頼みなのです。
「出来ることは自分たちでやれよ!!」「みんなで助け合わなくちゃ!!」 「そうじゃなきゃ世の中持たないよ!!」
大不況のなか、アメリカでは失業率が10パーセント近くまで上昇し、貧困率(4人家族なら年収2万ドル以下の世帯割合)も20パーセントを超える状況です。それでもなんとか暮らしていけるのは、「共助」のおかげ。
日本でも、かつては「結い」「手間返し」といった地域共同体の助け合いの習慣があったのです。社会が成熟し、経済が停滞し、「格差」が固定化しつつあります。そうすれば命の綱は、「社会の厚み」すなわち「共助社会な」のですが・・・。
受講生の反応はいまいちでしたが、主催者からは(カレッジの狙いに合っていて)好評でした。(来年も頼まれそうです。)
先生と呼ばれるのは恥ずかしいのですが、今年は9月に別の団体からも地方自治について講義を頼まれています。
注:写真は(授業で紹介した)バーミングハム市のNPO活動、BEATプロジェクトのHPから借用
「共助」は、(キリスト教文化が背景にあり)ボランティアやNPO、NGO活動の活発さに見られます。
バーミングハム市の活動の事例を紹介し、○○市や日本の他の都市との比較から、これからのまちづくりの方向を考え、議論してもらいました。
2 年目の講座でしたが、(残念なことに)今年は昨年より反応が悪いのです。
具体的な事例(たとえば、側溝に泥がたまって、雨水の流れが悪くなった場合)を示し、受講生にどうするか聞いてみると・・・殆どが、市役所に電話するとのこと。
身の回りで困ったことがあったら、役所に頼む。やってもらえなければ「議員」を使って圧力をかける。
日ごろ感じていることなのですが、自分たちで(地域で)協力すれば解決できることまで、役所頼みなのです。
「出来ることは自分たちでやれよ!!」「みんなで助け合わなくちゃ!!」 「そうじゃなきゃ世の中持たないよ!!」
大不況のなか、アメリカでは失業率が10パーセント近くまで上昇し、貧困率(4人家族なら年収2万ドル以下の世帯割合)も20パーセントを超える状況です。それでもなんとか暮らしていけるのは、「共助」のおかげ。
日本でも、かつては「結い」「手間返し」といった地域共同体の助け合いの習慣があったのです。社会が成熟し、経済が停滞し、「格差」が固定化しつつあります。そうすれば命の綱は、「社会の厚み」すなわち「共助社会な」のですが・・・。
受講生の反応はいまいちでしたが、主催者からは(カレッジの狙いに合っていて)好評でした。(来年も頼まれそうです。)
先生と呼ばれるのは恥ずかしいのですが、今年は9月に別の団体からも地方自治について講義を頼まれています。
注:写真は(授業で紹介した)バーミングハム市のNPO活動、BEATプロジェクトのHPから借用
Labels: その他
0 Comments:
Post a Comment
<< Home