年寄は冷や水を飲んだ!
連休を利用して、昔の仲間たち4人(プラス奥さま方3人)と伊豆へ旅行した。
目的は、スキューバダイビング。
とはいっても仲間の中で経験者は一人だけ。
旅行の企画を聞いて唖然としたが、一人だけやらなかったら男がすたる。
「清水の舞台から飛び降りる」「なせば成る」という両方の気持ちが交錯する。
確かダイビングは資格が必要なはず。
ライセンスを得るには、まずプールで練習をして・・・・。
と思っていたが、さにあらん。
「お試しダイビング」といってインストラクターがつけば最初から海に入れるのだ。
西伊豆、堂ヶ島の民宿で経営するダイビングスクールに泊り込みで出かけたのだ。
5月5日午前中にダイビングにトライ。
初心者向けのダイビングスポット、水深5mの比較的浅場で指導を受けた。
最初は、ボンベを背負わずにシュノーケリングで体慣らし。
これはそこそこ出来た。この調子なら本チャンも・・・と思ったが。
インストラクターの話ではダイブのコツは「鼻抜き」と「息の吐き方」にあるという。
水中では水圧がかかる。鼓膜にかかる水圧が強まり、水深が増すほど耳に痛みを感じる。
そこで「鼻抜き」といって鼻をつまんで息を詰め、鼓膜にかかる水圧を調整することが必要となる。
それと水中では(恐怖心から)ボンベの空気を吸う気持ちが強く、息を吐く作業がおろそかになってしまう。
息を吐かなければ、吸うことは出来ない。
その結果、初心者は呼吸が苦しくなってしまうという。
シュノーケリングの段階では「かるい、軽い」と思っていたが、この二つの落とし穴にはまってしまった。
2度ほど海底まで潜ったが、どちらも耳が痛くて我慢ができない。(言い訳がましいが元々耳はあまり良くないのだ)そして慌てて呼吸が乱れ(・・・ついでに海水も飲んでしまって)パニックになってしまった。
自力で浮上して事なきを得たが、じたばたしているうちに時間が来てしまった。
一方仲間たちは・・・というと、これが結構うまくできたのだ。しっかり楽しんでいる。
日頃、大言壮語など言わぬ謙虚な人物は、こんな場面では真価を発揮する。穴があったら入りたい。
それはそれとして、水中は実に美しかった。小魚の群れや海草の林・・・。
みんながダイビングに夢中になるのが良くわかる。
これに懲りずに再挑戦したいと思っているのです。
でも・・・こんどはちゃんとプールで教室に入ってからにしよう。
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