モエレ沼公園

２００５年７月にグランドオープンしたモエレ沼公園。

彫刻家イサム・ノグチが基本設計を行い、没後１７年して完成した。
彼は大地を彫刻して公園を作った。

公園は多かれ少なかれ、自然を真似し、草木を取り入れる。
一方、モエレ公園は、大地の造形のみで構成されている。
そして人間の感性が、自然の造形美を上回っている。

造形芸術の巨大さからいって、モエレ公園を越える作品を知らない。

権力の象徴として作られたピラミッドやコロセウムなど巨大建造物はあるが、純粋な芸術作品としてこのような造形物が作られることが今後あるのだろうか。

ガラスのピラミッド

テトラマウンテン






ミュージックシェル















プレイマウンテン













モエレ山












モエレ公園とイサム・ノグチのことは
http://www.welcome.city.sapporo.jp/moerenuma/im.html

隠された庭への道

門１ と二つの丘

日時計

７つの泉と円錐

蛇行する水路

門２

隠された庭

イスラエルの彫刻家ダニ・カラバンの作品「隠された庭への道」

隠された庭へと続く３００ｍの道に７つの造形物が置かれている。

７年間札幌に通い、場と対峙して構想を練ったという。

場所の持つ力と作品が互いに引き立てあっている。

（札幌芸術の森　野外美術館にて）