Thursday, September 21, 2006

異界への入り口






異界への入り口、パッサージュ。パッサージュは(日本語に)訳すればアーケード街なのだが、オリジナルのもつ迫力ははすごい。何がすごいかというと時代に取り残されても悠然として存在していることだ。
1920年代には寂れ始まったという。原因は(日本も同じだが)デパートの出現である。それでも今日まで続いているのは当時の最先端建築技術(鉄とガラス)がかもし出す本物の(怪しげな)魅力からか。
写真上より
開店前のパッサージュ
蝋人形館ディスプレイ
コイン店
ブロマイド(?)店
出口

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Thursday, September 14, 2006

教会のコンバージョン





現代アートの展覧会をシャルトルの旧教会でやっていた。
教会のコンバージョン(用途変更)である。
今は使われなくなった教会を利用して美術館として再生していた。
モダンアートと石作りの空間が違和感がないばかりか、お互いを引き立てている。

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Wednesday, September 13, 2006

河口閉塞



9月5日、太平洋沖を通過した台風12号の影響で、市内の河口4箇所が閉塞した。
高波によって、沖合いの砂が海岸に押し上げられ、海流の関係で砂が集まりやすい河口に堆積した。
2,3時間の出来事だった。わずかの間に川が塞がれ、水位が上昇した。そのままにしておけば、川があふれ周りの家屋が浸水する。大慌てで業者を手配し、砂をかき出し事なきを得た。地域の住民の話では、20年来記憶にないという。これも異常気象の一つかもしれない。
写真上:海岸に打ち寄せる高波
写真下:閉塞した河口を重機で崩し、流れをつくる。

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Tuesday, September 12, 2006

ミラボー橋


道に迷ってたどり着いた。

ミラボー橋の下をセーヌは流れる。
夜が来て、鐘が鳴り
日々は去り、我は一人。

完成:1895年、 形式:3径間鋼アーチ、 橋長:173m、 幅員:20m

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Sunday, September 10, 2006

もう一つの地下空間





隠れた観光スポット・もう一つの地下空間、下水道博物館。
博物館好きのアメリカ人は、けっこう来ている。日本人では物好きだけか。
本物の下水道の中を約1km歩いて見られる。
パリの下水道整備は近代都市の中で最も古い。本格的な整備は、19世紀初めオスマンによる都市改造の時期だという。
写真上:パネル展示の様子
写真中:管理用回廊
写真下:マリウスを背負って逃げるジャンバルジャン。

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Tuesday, September 05, 2006

サヴォア邸





20才そこそこの安藤忠雄が、シベリア横断鉄道を乗り継ぎ会いに行ったのがかの巨匠ル・コルビジェ。結局一月前に彼は亡くなっていてのだが、初めて見たコルビジェの作品がサヴォア邸である。70年前に作られたこの建物がその後世界の住宅建築に大きな影響を与えた。下の写真は、サヴォア邸の隣の建物。後年の建築だが似せて作ってある。サヴォア邸の管理人が住んでいるようだ。写真を撮っていたら住人と目が会ってしまった。

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