知者楽水
旧里美村にある徳田発電所。里川流域の5箇所の発電所の中で最も上流にある。大正15年の建設で国の登録文化財に指定されている。
水路式発電所は、発電量は少ないが、ダム式発電所のような大規模な土木工事を行わないので、本当の意味で環境にやさしいエネルギーなのだ。
見過ごしてしまいそうだが、よく見ると導水管とこれを囲む石垣は、力強さもさることながら、周辺の景色と調和し、実に美的である。昔の技術者のセンスがうかがわれる。知者楽水というところか。
発電量650kw 取水口から発電所の落差106m
Labels: シビルエンジニアリング
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