尺取虫
大沼川放水路トンネルも順調に工事が進んでいる。
9月始めにトンネル掘削が終了し、今は防水工事とコンクリート工事が並行して行われている。
コンクリート工事(正確には二次覆工工事という)の作業はちょうど尺取虫のようだ。
掘削した先端から坑口(掘削起点のこと)へ向かって戻りながらコンクリート壁を作ってくる。
作業手順は防水シート張り→鉄筋組み立て→型枠組み立て→コンクリート打設→型枠はずし
このサイクルを約100回繰り返すのである。
型枠はこのトンネルのための特注品である。1サイクル終了すると特殊型枠が前方に移動し次のサイクルに入る。前から見ていると尺取虫が進んでくるようだ
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Labels: シビルエンジニアリング
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