夢プロジェクト
正式名称は「かみね公園花園づくり夢プロジェクト」。市内のNPO法人「WITH YOU」が進めている。実体験を通じボランティアを育成する事業で、文部科学省の補助金を得て行っている。
この話が持ち込まれたのが5月で、かみね公園で行いたいということだった。市報で参加者を募り、40名を越す応募があった。(最終的には20数名に落ち着いた)
先進事例視察(つくばアーバンガーデニング、水戸市立植物園)→講話(つくば:井口さん、水戸:小野さん)→ワークショップによるプランニング→花壇作り作業と進んだ。そして今日(23日)完成記念野外パーティーとなった。
(詳しい様子は、park.geocities.jp/yumepro/)
相談に乗ったり、職員を手伝わせたりしたこともあって、私もお招きを受けた。
作業の途中一度様子を見に行っただけなので、久しぶりの現地である。完成したガーデンの感想は、「感心・感動」である。殆ど初対面の市民同士が、よくここまで意見をまとめ、共同で作業を進めることができものである。
そして、企画から建設まで市民参加をコーディネートしたNPO法人の活躍に対しては「感謝」。
わが市の公園づくりは、7年前から市民参加で進めている。ワークショップでプランを練り上げ、完成後は参加した市民による自主管理を進めている。いくつかの公園をこの方法で作ってきたが、あくまでも市(行政)の事業あった。(参考までに代表例http://www.geocities.jp/akaryoku/)
今回、これまでと異なることは、主催者がNPO法人であることだ。市はバックアップにまわった。そして、これまで行政内部に蓄積されたノウハウやネットワークをNPO法人に提供した。
「花植ボランティア育成」は初めての事業なので、当初、NPO法人にも混乱があった。さりげなく市の職員が手伝うことで、彼らもノウハウを身につけた。何事にも経験である。
公を担うのは行政だけではない。新たな担い手として市民セクター(NPOやボランティア団体)の役割が求められている。ミッションをしっかり持った市民団体を育てることが大事になっている。
Labels: まちづくり
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