何を見ている?
見上げてみれば
ガラス張りの巨大建築
高さ110m
グランド・アルシュ(新凱旋門)
ルーブル美術館から凱旋門までのシャンゼリゼ通りを更に伸ばした都市軸の延長上に作られた。
グランド・アルシュは、パリの新都心ラ・デファンスのシンボル的建物。ここは外国企業の集まる業務地区であり、グラン・アルシュも実は(中空の)オフィスビルなのだ。
ラ・デファンス地区は日本なら横浜MM21や幕張メッセに相当する。しかしMM21や幕張が経済合理性で計画されたのに対しラ・デファンス地区は都市の時間軸の上に構想された。
ルーブル(ブルボン絶対王政)→凱旋門(フランス革命・共和制)→グランド・アルシュ(文化国家・EU)
地区の中心地にオフィスビルとしては決して合理的ではない建築を配置し、その周りにはミロやガルダー、タキスなどのパブリックアートを配している。
Labels: 旅(06フランス)
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