Saturday, December 08, 2007

ステンドグラス@明治村

聖ザビエル天主堂。


ザビエルが布教していたことのある京都に明治23年に建てられたカトリック教会である。


今は犬山市の明治村に移築され公開されている。



美しいステンドグラスが特色の建物というふれこみだが・・・・。

行った日は、天気もよくガラスと通した光が窓から差し込んでいた。



確かにきれい。






七色の光が、祭壇の聖人像や礼拝席に映り、さながら劇場照明のようだった。
















しかし・・・何かが違う。

ヨーロッパの教会ではステンドグラスから差し込む光が、室内を彩ることは無かった。
透過光が明るすぎるのである。重厚感が感じられないのだ。
調べてみると、ここのステンドグラスは、色ガラスに着色したものであるとの事。

これをステンドグラスと呼ぶのかどうかは知らないが、違和感の訳はわかった。
きっと明治村に移築された時、改修されたのだろう。

この教会は、観光施設である。営業の一環で結婚式も行っているという。
ステンドグラス(?)の光も演出上必要なのだ。

長い歴史を持つ本場の教会建築と比べるのは、酷というものだろう。
ステンドグラスの真偽はさておき、野暮なことはいわずに雰囲気を楽しめばよいのだ。

Labels:

0 Comments:

Post a Comment

<< Home