ステンドグラス@明治村
聖ザビエル天主堂。
ザビエルが布教していたことのある京都に明治23年に建てられたカトリック教会である。
今は犬山市の明治村に移築され公開されている。
美しいステンドグラスが特色の建物というふれこみだが・・・・。
行った日は、天気もよくガラスと通した光が窓から差し込んでいた。
確かにきれい。
七色の光が、祭壇の聖人像や礼拝席に映り、さながら劇場照明のようだった。
しかし・・・何かが違う。
ヨーロッパの教会ではステンドグラスから差し込む光が、室内を彩ることは無かった。
透過光が明るすぎるのである。重厚感が感じられないのだ。
調べてみると、ここのステンドグラスは、色ガラスに着色したものであるとの事。
これをステンドグラスと呼ぶのかどうかは知らないが、違和感の訳はわかった。
きっと明治村に移築された時、改修されたのだろう。
この教会は、観光施設である。営業の一環で結婚式も行っているという。
ステンドグラス(?)の光も演出上必要なのだ。
長い歴史を持つ本場の教会建築と比べるのは、酷というものだろう。
ステンドグラスの真偽はさておき、野暮なことはいわずに雰囲気を楽しめばよいのだ。
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