Thursday, December 06, 2007

ステンドグラス@シャルトル

モンパルナス駅から西へ約1時間。SNCF(フランス国鉄)の快適なシートに揺られてゆくと、草原のかなたに、二つの鋭塔(シャルトル大聖堂)が見えてくる。








駅を降りるとすぐ近くに聖堂がそびえたっている。これなら道に迷うことは無ない。塔に向かって進むと5分ほどでたどり着いた。








大聖堂の正式な名前は、「ノートルダム」。パリのそれと同じ名であり「聖なる貴婦人」聖母マリアを祀ってあるのだ。








聖堂の中では、シャルトルブルーと呼ばれる深い青色のステンドグラスが必見である。










その深淵何な色合いは、現在の技術でも再現できないという。








よく知られているように教会のステンドグラスは、文字の読めない信徒に聖書の内容を理解させるために作られたという。

イエスとマリア、12使徒、旧約、新約の様々な逸話・・・。いたるところに神の物語がはめ込まれている。
聖書の物語だけではないようだ。パン屋や石工など庶民の暮らしも出てくる。それぞれに意味があるのだろう。







時間が許せば、一つひとつ絵解きをしてみたくなったのだ。

双眼鏡を持ってこなかったことがことのほか悔やまれた。
高い位置のガラスの文様は肉眼ではわからないのです。

それにしても昔の人は、眼が良かったのですね。
変なところに感心してしまったのでした。

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