Friday, October 19, 2007

事情聴取

元の部下の起こした犯罪で警察の事情聴取を受けた。

その不祥事の概要は以下の通り。


発覚してから公表するまでの1ヶ月間は、(通常の仕事をしながら)秘密裏に内偵、上司への報告。
公表してからは、市民からの非難電話への対応、窓口応対、議会説明、再発防止策取りまとめに追われ、心身ともに疲弊してしまった。

そして、8月末には関係者の処分。私は直属の上司として書類審査不備、監督責任を取らされ、減俸1/10、3ヶ月、ボーナス勤勉手当2割カット、昇給2年間停止の厳しい懲戒処分を受けた。

事件発覚から約4ヶ月を過ぎ、体調も戻り、気持ちの整理もつきつつある。

今回の不祥事については、言い分はあるが、弁明しても誤解されるだけなので自重している。

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とはいっても、まだ終わった訳ではないのです。

先日、所轄の警察署から事情聴取の呼び出しを受け、緊張して出頭(?)。

被疑者ではなく(もちろん)参考人なので、丁重な取り扱いだったのですが、午前2時間、午後2時間と長時間の聴取を受けたのです。

聞かれた内容は、すでに警察へ提出してある書類の確認であり、心配していた(机を叩かれて)追及されるようなことはありませんでした。(苦笑)

参考人とはいえ、事件で警察の事情聴取を受けることなど、普通の暮らしをしていれば、まず遭遇することはないはず。

という意味では貴重な体験でした。
ついてはその時の思い出を紹介しましょう。


聴取室には窓がない。

4畳ほどの小部屋で完全な密室。

被疑者の取り調べもこの部屋でおこなわれるのでしょう。

犯人が逃亡するのを防ぐため窓がないそうな。

閉鎖された空間で、閉所恐怖症でなくとも長居はつらいところです。

飲み物は一杯のお茶だけ。

午前、午後、聴取の始めにお茶が出されるのですが、それだけ。
コーヒーや茶菓子を望んではいません。緊張でのどが渇いていたのでもう少し飲み物が欲しかったのですが、とても言い出せる雰囲気ではありませんでした。

昼にカツ丼は出なかった。(笑)

普段は弁当持参なのですが、この日は警察で昼飯が出るものと思い手ぶらで出勤。
ところが、午前11時30分になると
「お忙しいでしょうから一度職場に戻られ、午後またお話を聞かせてください・・・」
と言われ、体よく追い返されてしまった。
刑事ドラマに出てくる「カツ丼」ははかなく消えたのです。
以上。

もうこんな事件には係りたくない!

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