Tuesday, July 04, 2006

キャンドルナイト2006


「電気を消してスローな夜を」を合言葉に全国約300箇所の会場でキャンドルナイトが夏至のこの時期始まった。地球規模の環境問題を考えるため、明かりをを消して(ろうそくの光だけで)ひと時をすごすのである。http://www.candle-night.org/index.html
日立市でも昨年に続き、6月24日同じ「イトヨの里泉が森公園」で開催された。
主催者は、「ひたち志塾」の大貫。昨年はNGO「地球村」日立支部として行われたが、今年は「地球村」という名称は全国的に使わないことになり、それぞれの地域団体が主催する形となった。
数ヶ月前から(昨年同様)大貫がやってきて「会場使用許可」「後援依頼」の要請のほか、協賛金集めのための地元(水木町、大みか町)の企業(事業主)の紹介を求めてきた。知己の「玉姫醤油」「内山味噌」「運平堂」に電話をかけ、協力を求めた。

それにしてもすごい人出だった。主催者発表1000人の入場者だが、実際はそれ以上出ていただろう。会場の公園が(大げさに言えば)押すな押すなの賑わいだった。
昨年の実績があったこともあるが、今年の催しは去年以上だった。地元学生たちのボランティア参加を得、ミニコンサートには地元泉が丘中学校のブラスバンドが出演し、公園を自主管理している「泉が森公園運営委員会」が協力するなど地域ぐるみのイベントとなった。
そして、何よりすごいことはイベントの後に「泉が丘中学校」で識者を招いての「環境講演会」を行うことことだ。イベントは入り口。これからが本番だ。

一昨年までは、環境問題を訴えても、誰も相手にしてくれなかった。それにもめげず、粘り強く努力してきた大貫の力は大したものだ。何も持たない個人がこれだけ成果をあげたことは街の誇りだろう。ろくに手助けできなかったが、自分のことのように嬉しい。頑張る者に祝福を。

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