Monday, June 19, 2006

真岡鉄道


6月11日、真岡鉄道のSLを見に行く。
6月25日に五能線活性化倶楽部、日立ハチロク応援団と一緒にSL移設の壮行会を行うにあたり「テッチャン(鉄道マニア)」の気持ちを少しでも知るために見に行くのである。

真岡鉄道のSLは下館駅と茂木駅の間を土日、祭日に一日一往復している。
ネットで検索すると茂木駅に到着するのは12時過ぎ、そして出発は午後2時半過ぎ。
我が家から茂木までは1時間20分で行く。
思い立ったのが当日朝、10時出発、11時半には茂木に着いた。道の駅脇の駐車場が撮影ポイント、既に何人ものマニアが陣取っている。

12時少し前にSLが走ってくる。煙と汽笛そして独特の匂い・・・確かに懐かしい。目の前を通り過ぎるときの動輪の動きは迫力があった。少しはマニアの気持ちがわかる。

汽車が通り過ぎた後、終着駅の茂木駅へ向かう。ここでは機関車の入れ替え作業をみる。SLの乗客も盛んに写真を撮っていた。乗客は出発までの2時間を茂木の町で過ごすことになる。歴史のある街である。城跡や神社など見所はある。観光客誘致にSLは役立っているようだ。

復路のSLを益子の近くで撮ることにして、それまでの時間は焼き物を見ることにする。
益子焼共販センターや大手の窯元の売店をみて回る。
その中には、著名な陶芸家の作品を展示している店も多く、鑑賞しているだけでも楽しい。
浜田庄司、加茂田章二・・・。十分堪能し、無名の作家の小皿を一枚購入した。

帰りのSLは益子の隣の駅で撮影。駅から発車するときの蒸気の噴出しは見事だった。
鉄道マニアには段階があって、「乗りテツ」「撮りテツ」「収集テツ」「模型テツ」と進むのだそうだ。
今回は「撮りテツ」をやってみたが、続けるほどの興味はなく、せいぜい、「乗りテツ」どまりのテツ分のようだ。

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