Monday, May 22, 2006

web進化論


梅田望夫の「web進化論」を読み終える。
最近の図書販売ベスト10に入るベストセラーである。
グーグル、web2.0、ロングテール、ブログ、オープンソースなどインターネットのあちら側についての考察が鋭い。確かに読みごたえがあった。
詳しい書評は、以下のとおり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062858/503-6438146-6760744

印象に残った言葉。
シリコンバレーにあって日本にないもの。それは、若い世代の創造性や果敢な行動を刺激する「オプティミズム」に支えられたビジョンである。

これは何もwebに限ったものではない。「出る杭は打たれる日本文化」に対し「挑戦者や成功者を称えるアメリカ文化」の違いからくるものだろう。

再び印象的な言葉。
ネットのネガティブな面ばかりを語る大人たちに若者たちは絶望している。しかし、その中にも頭が柔らかくて柔軟性を持ち若い世代の考え方を真摯に理解して支援者・メンター・協力者としての役割を果たしたいと考えている人たちもいる。

できればそうありたい。・・・

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