Monday, March 12, 2007

MTB

茨城と栃木の県境にある高峰山に行ってきた。
ここには関東近辺では5箇所しかないというMTB(マウンテンバイク)のコースがある。

わが市には「助川山市民の森」という150haに及ぶ自然公園がある。平成3年の山火事の跡地を林野庁から取得し、公園化したものだが、市民にはあまり活用されていない。
利用者が少なく、頭を痛めていたところ、部下から利用策の一つとしてMTBコースはどうだろうかという提案が出された。

きっかけは、彼らが高峰山MTBコースの経営者S氏と知り合い、助川山のことを話したところ、事業拡大を考えているS氏が「市民の森」に関心を持ったことだ。そして先日、現地を見に来たという。

部下とS氏の間で話が進んでいるようだが、それだけに不安がある。そして私だけがコースを見ていないので、今後の判断のために高峰山に行ってみることにしたのだ。

場所は、水戸線羽黒駅から北方数K mの山中。かなり不便なところだ。
山すそがコースのゴールであり、その脇が駐車場になっている。20台ほどの車が駐車していて30人くらい利用者がいただろうか。
イメージはスキーコースと似ている。スキー板の代わりが自転車である。
山頂から約4Kmのダウンヒルコースを走り抜けてくる。
急傾斜、マウンド(こぶ)、ジャンプ台とコースの中にさまざまな難所があり、技術が試される。これならマニアがいても不思議はない。

利用者は、殆どが東京、横浜、埼玉から(はるばる)来ている。
聞いてみると、首都圏近辺では、長野や富士にコースはあるが、この時期は積雪で閉鎖されているという。東京からの距離と積雪のないことが利点のようである。

日立市でコースが開設されたら行くかと聞いてみると、コース次第だという(当然だ)。ポイントはダウンヒルの長さ。最低でも2km以上は必要。そしてバリエーションのある複数のコースが求められるという。

「助川山市民の森」ではどうだろうか。現地の詳しい調査はこれからだが、果たして上の条件は満たせるのか。迷うところである。

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