起工式
平沢土地区画整理事業の中の最初の建物の地鎮祭が行われた。
関係者に働きかけて誘致した日立メディカルセンター看護学院の起工である。
高齢社会が進み、病院や介護施設で看護師が不足している。この看護学院では、若者の教育だけでなく結婚・退職して現場をはなれた(潜在)看護師の再教育も行うという。
これまでこの看護学院は、常陸多賀にあった。
建物が老朽化してきて移転先を探していたのを平沢地区に誘致したのである。平沢地区は、市の中心部の傍であり、市役所の隣である。
先の看護師再教育もそうだが、準看護師で正看護師を目指すものの教育は主に夜間に行われる。
車を持たない学生が多く、夜間の授業もあるので公共交通の便の良いことが、移転先の条件であった。たまたまこの区画整理事業の時期と場所が一致したのである。
めぐり合わせというのはこのようなことだろう。
一年後には、建物も完成し、開校する。220人の学生が街の中心部に移ってくる。
数だけでは、街のにぎわいにはほど遠いが、将来へのワンステップにはなるだろう。
Labels: まちづくり
0 Comments:
Post a Comment
<< Home